今回のテーマは「低カロリーにこだわると失敗する」です。
ダイエットといえば、カロリー制限と考えていませんか?
そこで、ダイエットの強い味方として紹介される食品がコンニャク、きのこ、海藻類です。
これらはほとんどカロリーがないために「食べても太らない」と人気です。
ですが、これらを食べて「痩せた」という人がほとんどいないのはなぜでしょう?
これは、食事を低カロリーに抑えることに考えが集中し過ぎだからです。
コンニャク、きのこ、海藻類ばかり食べてはすぐに「食べ飽きて」しまい、イヤになってそれがダイエットのストレスになるからです。
もともと、コンニャク、きのこ、海藻類は、料理レパートリーの幅が狭く、しかも特有の風味や食感がイヤなど早々に食べ飽きてしまいやすい食品です。
なぜかというと、これらの食品には人間が本能的に「美味しい」「好き」と感じる「甘味」「うまみ(ダシの味)」「脂肪の味」のどれもないからです。
イヤイヤ食べるとそれがストレスになります
食事で起きてしまうストレスはどうしても「他の好きなものを食べて解消しよう」となってしまいがちです。
つまり、無理をしてコンニャク、きのこ、海藻類を食べることがストレスになって余計なものを食べてしまい、やせるはずが、逆に太ってしまうことになるのです。
しかし、これらの食品は低カロリー以外にも食物繊維が豊富というように素晴らしい栄養成分が豊富です。
食物繊維は「水溶性」「不溶性」の2種類があり、それぞれ役割が少しづつ違います。
ですが、この3つの食品を食べるとどちらも取り入れることができるメリットがあります。
ダイエットの大敵である便秘解消に役立つだけでなく、満腹感が長持ちするので、食事と食事の間で、余分な食べ物(おやつ)を食べたいという「ムダな食欲」を沸かせません。
でも、イヤイヤ食べるのは、逆効果。
そこで、コンニャク、きのこ、海藻類と同じように2種類の食物繊維が豊富で、なおかつ飽きが起こりにくい食品を代わりに食べるのです
おすすめの食品は、モロヘイヤ、ゴボウ、ブロッコリー、納豆、フランスパン、干しそば、玄米。
ほかにも胚芽米や雑穀米が効果的です。
しかもモロヘイヤとブロッコリー、枝豆は緑黄色野菜。
ベータカロテンが豊富な緑黄色野菜は、肌をキレイにて、体の老化にブレーキをかける「アンチエイジング食品」。
痩せた後も、若々しい肌、外見を保つために欠かせない栄養素なので、おすすめです。